AQBインプラント
AQBインプラントについて
AQBインプラントは1975年にエレクトロニクス技術、ME技術などの研究センターを設立。1994年にAQBインプラントの販売を開始しました。21世紀に入ってからユーザー数が激増しているメーカーです。AQBインプラントの資格について
AQBインプラントは自社製品を扱うためのAQBインストラクターという資格を設けているようですが、公式サイトを調べても詳細は見当たりませんでした。
その代わり、メーカー独自にセミナーを開催しています。
研修セミナーには下記のようなものがあります。
- ベーシックコース
- アドバンスコース(1日コース、2日間コースあり)
- アドバンスコース(上級構造(補綴)コース)
- アドバンスコース(AQBインプラントのリカバリー対策講座)
- 口腔外科コース
- 2ピースコース
- アシスタントコース
基本プログラムは同じですが、講師によって内容は異なります。インプラント技術の基礎から実習、質疑応答まで充実しています。
AQBインプラントの製品について
AQBインプラントの製品はシンプルなシリンダーの形状が持ち味です。形状がシンプルなゆえに術式もシンプルで、安定性・有効性に優れています。1ピースタイプ
1回法手術用のインプラント製品です。
通常、アバットメントで2段階式に装着するのが一般的なインプラントですが、1ピースタイプはスパイラルシリンダータイプで、継ぎ目のないのが特徴です。
継ぎ目がないため力学的強度に優れ、ネジの緩みなどの心配がありません。
1ピースTタイプ
1ピースタイプに比べて、アバットメント部の径が0.4mm大きいのが1ピースTタイプです。
径が大きいことにより難症例におけるより確実に初期固定ができるようになっています。また、歯根部、支台部分を移行的に形成することで、横から加わる力に対する強度が高くなっています。
2ピースタイプ
豊富なアバットメントで、幅広い症例に適応できるのが2ピースタイプです。オーバーデンチャーアバットメントにより、磁性、O-ring、バー等各種根面アタッチメントに対応しています。
歯冠傾斜にも対応できるため、術後の歯並びもとても自然なものとなっています。