AAID(米国インプラント学会)
AAIDとは
アメリカ屈指のインプラント学会
AAIDとは、アメリカインプラント学会の略称。アメリカ屈指のインプラント学会として知られています。では、このAAIDとはどのような団体なのか、どのような活動を行っているのでしょうか?このページでは、AAIDについて詳しく紹介していきます。
AAIDの主な活動内容
年次大会の開催
AAIDの年次大会は、インプラント治療について豊富な知識と高い技術を学ぶことができると世界各国の歯科医師が数多く参加していることで知られています。インプラント患者を診療に引き付けるためのポイントや実践的なワークショップと手術の生中継を見ることができたり、歯科スタッフおよび志を同じくする専門家のためのネットワーキングの機会などが設けられています。2019年は、ネバダ州のラスベガスで10月23日から4日間、開催されました。
社交イベント
インプラントワールドエキスポレセプションが行われたのち、食事をしながらかつての友人や新たな仲間を作るための歓迎レセプションが開催されます。このほか、AAIDの社長であるナタリーウォン博士らが新しく認定されたメンバーと受賞者を称える催し物も行われます。
AAIDの認定制度・資格
AAID Associate Fellow
こちらのアソシエイトフェローとは、日本の学会でいうところの認定医に該当します。インプラント治療に関する教育を300時間以上受けていることや、インプラント治療の治療実績が1年以上あること、歯科インプラントの外科的配置や歯の交換の経験があることが条件となり、筆記試験や面接を受けて合格すれば取得することができます。AAIDの年次科学会議に出席しているというのも条件の中に加えられています。
AAID Fellow
日本の学会で指導医にあたるのがこちらのフェロー。AAIDの認可歯科医および準フェローであることなどが前提条件となります。指導医と同等であるため、認定医にあたるアソシエイトフェローよりも条件は厳しくなり、インプラント治療に関する継続教育を400時間以上受けていること、インプラント治療の実践経験が5年以上あること、インプラントの外科的配置と歯の交換の両方を含む、インプラント歯科の知識を持っていること、インプラント歯科のスキルの高さを示す詳細な試験に合格することなどが求められます。
ABOI ID Diplomate
「Diplomate」とは、直訳すると学位によって能力が保証される医学専門家。日本の歯科でいうところの、歯学博士のようなものだと考えればイメージしやすいかも知れません。AAIDのフェローであることなど、いくつかの前提条件をクリアしていれば取得に挑戦することができます。もちろん、取得するためのハードルも高く、7年以上のインプラント歯科としての経験のほか、インプラント治療で必要とされる様々な技術や知識などが要求され、これを取得していればインプラント治療のスペシャリストとして医師活動を行うことが可能です。
会員資格・入会方法
要問い合わせ
AAIDの基本データ
学会事務局住所 | 要問い合わせ |
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設立 | 要問い合わせ |
公式サイトURL | https://www.aaid-implant.org/ |
参考元まとめ
- 米国インプラント学会(AAID)公式サイト(https://www.aaid-implant.org/expertise-you-can-trust/training-experience-and-credentials/)