信頼できる医師が見つかる インプラントドクター事典 » 国内外にあるインプラント学会リスト » ICOI 国際口腔インプラント学会
  

ICOI 国際口腔インプラント学会

ICOIとは

ICOI JAPAN 公式サイトhp
引用元:ICOI JAPAN 公式サイト
https://www.icoi-japan.jp/

歴史ある大規模な国際的口腔インプラント学会

ICOIは1972年に設立された国際的な口腔インプラント学会です。米国ニュージャージー州に本部を構え、世界歯科連盟(FDI)に加盟。2016年11月よりICOI本部直轄の法人組織に生まれ変わり、初代理事長の嶋田淳氏のもと、一般社団法人 ICOI 国際口腔インプラント学会日本支部としてさまざまな活動をおこなっています。
主な活動内容は、インプラント学術団体として学術大会を開催。また、インプラントの継続教育を提供する機関として質の高いインプラントの教育に努めています。

ICOI 口腔インプラント学会の主な活動

ICOIでは、歯科医療従事者へのインプラントの教育に力を入れています。たとえば、ICOI会員に向けた活動では、学術大会を実施。大会長を任命し、東京国際フォーラムやTKP市ヶ谷カンファレンスセンターなどで盛大な学術大会がおこなわれています。
また、ICOI学会誌“Implant Dentistry”を隔月で発行。専門家による評価と医療科学・技術を重要視し、厳格に評価された臨床結果の論文が掲載されています。
さらに、インプラント用語を幅広く掲載した辞書をCD-ROMに収録したものや、インプラントをイラスト付きでわかりやすく説明した患者向けの啓発リーフレットも販売しています。

活発な学術大会の開催

2017年7月15日、16日東京国際フォーラムにおいてICOI日本支部総会・学術大会を開催。大会長には明海大学教授の河津 寛氏を任命し、参加者は600名を超えました。インプラントの知識と技術の情報共有の場を積極的に設け、インプラント医療の発展と向上を目指しています。

ICOI認定医の資格取得のための養成コース

ICOI Fellowship 養成コースでは、インプラントの知識や技術を学べる「講義」と「実習」が受けられます。
インプラントベーシックプログラム 10 日間コースでは、インプラントの目的や仕組みからしっかり学べ、診断と治療計画についての知識と技術を高められます。この研修プログラムと試験合格を経て、認定医の資格取得が可能になります。

ADIA JAPAN インプラント認定衛生士プログラム

ICOIでは、歯科衛生士を育成するためのコースも用意。インプラント治療に必要な知識や概論を提供し、専門的な知識をもつ認定衛生士を育成。
インプラントの歴史や外科・補綴分野・メンテナンスなどを学び、最後の筆記試験に合格するとADIA JAPAN インプラント認定衛生士の修了証が授与されます。

ICOI学会誌“Implant Dentistry”の発行

ICOIでは、会員に質の高い情報を提供するため学会誌“Implant Dentistry”を隔月で発行しています。
学会誌には臨床結果の論文などを掲載。論文は専門家による評価と医療科学・技術を重要視し、厳格に評価されたものだけが掲載されています。

直近の活動

2023年度学術総会

2023年7月8日~9日の2日間、ICOIの日本支部学術総会が行われたとのことです。

2日間の内容としては、インプラントに関するセミナーが、シンポジウム、特別講演などです。

セミナーやシンポジウムは、どれも今後のインプラント治療の発展に役立ちそうなものが多数を占めていました。

参照:ICOI学会学術大会公式HP

ICOI 口腔インプラント学会の認定制度・資格

ICOI Fellowship(認定医)

ICOI認定医とは、インプラント治療において一定の知識・技術をもつ、適切な診断と治療を行うことのできる歯科医師、歯科技工士をさします。
ICOI認定医の資格を取得するための条件は、ICOIの会員であること、学術大会への参加経験が1回以上などのほかに、インプラント治療の臨床経験などが挙げられます。臨床経験の詳細は、1口腔内の治療が全て終了し1年以上経過している症例を20症例以上経験していることなど。
条件を満たしたら、症例報告などの書類を提出。数症例のプレゼンテーションや試問を経て、資格の認定を受けます。

ICOI Diplomate (指導医)

ICOI指導医とは、補てつと外科治療を行う歯科医師を対象にしたICOIの資格。豊富な臨床経験と研鑽を積んでいる歯科医師の証です。
ICOI指導医の資格を取得するための条件では、ICOIの会員であること、学術大会への参加経験が2回以上などのほかに、臨床経験の豊富さが問われます。1口腔内の治療が全て終了し、1年以上経過している症例40症例以上経験していることなど、認定医の資格取得条件に比べて多くの症例経験が必要です。
条件を満たしたら、症例報告などの書類を提出。数症例のプレゼンテーションや試問を経て、資格の認定を受けます。

会員資格・入会方法

ICOI会員になるには、アメリア本部サイトの「Join the ICOI」ページから必要事項を入力してEメールを送ります。その後本部からの連絡を待って入会となります。年会費は歯科医師で275USD(税不明)、大学勤務医・歯科技工士が150USD(税不明)、歯科衛生士・歯科助手が50USD(税不明)です。
会員になると、学術大会に会員価格で参加でき、各資格の取得が可能になります。また、隔月で発行されるICOI学会誌“Implant Dentistry”などから情報を得られます。
さらに、ICOI会員向けにCD-ROMにインプラント用語を幅広く収録した辞書や、インプラントをイラスト付きでわかりやすく説明した患者向けの啓発リーフレットも販売しています。

ICOI基本データ

学会事務局住所
(日本支部)
東京都江東区深川2-4-11 一ツ橋印刷株式会社
本部 アメリカ合衆国 ニュージャージー州
本部設立 1972年
公式サイトURL
(日本支部)
https://www.icoi-japan.jp/

参考元まとめ

東京でインプラントの医師がいるおすすめクリニック一覧