サイナスリフトとは?
「骨量が足りないためインプラントはできない」と告げられ、治療を諦めかけていませんか?
上顎奥歯の骨が著しく不足している場合であっても、サイナスリフトと呼ばれる骨造成術を行えば治療が可能になります。
基礎知識や手術手順、ソケットリフトとの明確な違いをあらかじめ把握しておきましょう。
サイナスリフトとは?インプラントを可能にする骨造成術
歯周病や長期間の欠損で上顎の骨が薄くなった際や、副鼻腔(上顎洞)が大きく広がって骨の高さが著しく足りない難症例に適用される骨造成術です。
骨の厚みが4〜5mm以下や8mm未満といった、多くの骨補填が必要なケースで土台を再生させます。
ソケットリフトとの違い
サイナスリフトとソケットリフトは、アプローチ方法や適応条件に大きな差があります。
サイナスリフトは歯茎の側方から切開して広範囲に骨を増やす大掛かりな手術です。
一方、ソケットリフトはインプラント埋入穴から垂直にアプローチし、5〜7mm程度の比較的軽度な骨不足に対応する小規模な術式というわけです。
サイナスリフトのメリット・デメリット
メリットは、難症例でもインプラントを埋め込めるようになり、長期的な安定性を確保できる点です。
一方のデメリットとして、術後の腫れや痛み・感染症のリスク、骨が定着するまでの期間の長さ、自費診療による費用の高さが挙げられます。
サイナスリフトの手術の流れと治癒期間
CT等の事前検査後、麻酔を施して歯肉を切開し、骨に窓を開けます。
シュナイダー膜を慎重に挙上して骨補填材を充填し、縫合する手順です。
骨がしっかり回復・定着するまでには約3〜9ヶ月程度の期間が必要となります。
まとめ:骨量が少ない難症例でもインプラントは諦めないで
骨が大幅に足りない難症例であっても、サイナスリフトを活用すれば不安なくインプラントを埋め込む基盤を築けます。
まずは専門の歯科医院で精密なカウンセリングや診断を受けてみてはいかがでしょうか。